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RADONetとは

放射線線量解析ネットワーク(RADONet)は放射線の線量解析のスペシャリストが集まって平成16年(2004年)12月に設立されました。特定非営利活動法人として次の事業を行い、社会に貢献することを目指しています。

 

1.保健・医療または福祉の増進を図る活動

 原子力施設からの放射線や医療機関等で用いられている放射線医療診断や放射性同位元素からの放射線に対して、人々が実際に受ける放射線の量(線量)を正しく、かつ迅速に解析・評価し、正しい情報を市民に提供します。

2.社会教育の推進を図る活動

 放射線利用の効果を正しく理解し、放射線に対して市民の健康を守るために、正しい放射線の知識と実際の放射線線量予測について科学的に確実な情報を市民に提供します。

3.科学技術の振興を図る活動

 放射線防護に携わる人々に対して、利用しやすい放射線線量解析技術を開発するとともに、市民の健康を守るための線量解析技術の教育・普及および線量解析に関する助言・支援、協力を行い、放射線防護に関わる科学技術の振興、放射線の正しい知識の普及および次世代人材の育成を行います。また、原子力施設や医療施設等の放射線解析に必要なデータの整備および解析技術の研究開発を各種機関から受託します。

4.地域安全活動

 放射線を取り扱う現場などを訪問し、線量解析の現状を調査し、課題を検討します。また、学校教育現場等における放射線教育活動への協力や放射線線量解析技術講習会等への講師派遣を行います。さらに、放射線解析用データ集および電子ファイルの編集・刊行、ホームページを通じて、市民に対する正しい情報の普及に努めます。

5.国際協力活動

 放射線線量解析に関わる世界の専門家との交流を通じて、世界における線量解析技術の現状および課題を調査し、日本から世界に情報を発信します。

6.関連団体との連携・助言・支援活動

 日本原子力学会と連携して、放射線線量解析に係る日本原子力学会標準の策定を進めます。また、関連団体と連携し、放射線線量解析および評価の課題等を検討します。

 

放射線に対して市民の健康と安全を守るために、放射線の線量に関する正しい知識・確実な情報はこれからもますます重要になってきます。RADONet(ラドネット)は社会に貢献するためこれらの活動を進めます。みなさまのご理解・ご支援をお願いできれば幸いです。

                                 特定非営利活動法人放射線線量解析ネットワーク

                                 理事長            山 野 直 樹

 

 

 

 

 

 

 

 

平成22年度第1回研究発表会(清水彰直初代理事長基調講演)

 

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